大阪介護支援専門員協会　西成支部

天王寺支部は、2005年7月7日に設立しました。 設立当時の事務局の話によると、「天王寺区は、大病院が多く、介護施設にも恵まれ、全面的に協力が得られた」。また看護協会の本部もあり、皆が仲良くやる気に満ち「どうせやるなら、一番先に！」という声で、大阪介護支援専門員協会支部第一号として発足しました。 その後、紆余曲折ありながら、毎年総会と研修をこつこつと重ねて、現在支部会員41名、地道に活動を続けています。

地域の特徴としては、
・天王寺七坂と言われる程坂が多く、天芝公園や歴史あるお寺が多くある。
・文教地区と言われ、子育て世帯の流入と高齢世帯の二分化となっている。
・近代的な高層ビルと閑静な住宅街が混在し富裕層が多い。
・高度急性期の病院は多いが療養型の病床、特養の空きが少なく、自宅生活が困難となると区外の施設に入られる方も多い地域でもあります。

支部の活動は、H31年3月に初めて、法定外研修を西区支部と協催『ケアマネジャーを守るもっと身近な法律相談』を弁護士　杉本　大樹氏(京阪藤和法律事務所)をお迎えし開催。

R元年6月に『包括的・継続的ケアマネジメント業務について〜介護支援専門員業務における地域包括支援センターの役割〜』地域包括岡本講師、天王寺区介護保険課の方含め、包括との連携について、活発に意見交換ができました。

R元年11月には、単独での法定外研修を開催、『ケアマネジメントの法令遵守 とリスクマネジメント』（株）シャカリハ代表取締役 三浦 浩史 講師をお迎えし介護保険にとどまらず民法から対人援助について学ぶことができ、普段の業務における相談支援、マネジメントの不安を解消することができました。

今後の課題は、役員の後継者問題、多忙な通常業務と支部活動との両立が難しいとの声もありますが、今まで以上にチームワークを大切にし、こつこつと地道に活動続けていきたいと思います。